こんにちは!

広島県福山市のマナー・コミュニケーション講師前田です。

長い暑い夏がようやく終わりました。今年は本当に暑かった!

本日もご覧いただきありがとうございます。

 

さて、前回に続き来談者中心療法のロジャーズ博士が公式化した3原則の2つめです。

 

「無条件の肯定的配慮」

 

これは、相手の話を条件付きでない心からの関心を示し、受け止めること。

言い換えるならば「受容」ですね。

 

たぶん、多くの人は「それは簡単!」と思うのではないでしょうか。

一見簡単そうに見えますが、これは意外と難しい。

 

私たちは、人の話を聞くときに無意志のうちに、「それは正しい」、「それは違う」、「この人は〇〇な人」、と自分の物差しで一瞬のうちに判断しているからです。

相手の話を評価してしまっては、潜在的な心の声を聴くことはできませんね。

 

しかしながら、無意志に一瞬のうちの自分の感じ方を止めることはできないもの。

 

傾聴とは、聞き手が自分自身の感じ方の傾向を理解している必要があります。

 

無色透明でいることは本当に難しいことなのです。

 

こんなワークはいかが?

1人の話を複数の人が同時に聴き、どう受け止めたかを共有してみてはいかがでしょうか。

そこから、自分のとらえ方や感じ方の傾向が見えてくるかもしれませんね。