こんにちは

広島県福山市のマナー・コミュニケーション前田です。

本日もご覧いただきありがとうございます。

 

さて、傾聴マスターへの道第2回です!

本日のテーマは自己一致。

 

アメリカの心理学者ロジャーズ氏が来談者中心療法の中で提唱した三原則があります。

彼はこの中で傾聴のための基本的態度を唱えました。

その中の一つが”自己一致”です。

自己一致とは言い換えると”純粋性”

傾聴の際の基本的な姿勢として、「飾らない自分らしくあること」ですね。

 

つまり、相手に対して壁があったり、演技的であったり、表裏があってはならないということ。

それは決して立派な人であれ、ということではありません。

傾聴する相手に対して真実性や透明性があるか?

つまり、ニセモノの自分でない無色透明な自分でいることが求められているのです。

 

これは意外と難しい。

私たちは社会に適応しようと、誰しも対外的な自分と素の自分があります。

それは決して悪いことではありません。

 

傾聴者自身が自由で深くありのままの自分でいることが、

相手もありのままの自分になって心を開くことにつながるということなのですね。

 

流れる水のように無色透明でいたい。

そういえば、知り合いの尊敬する女性社長は「昔から水のあるところが好き、辛いことがあると水がある場所に行く」って言ってたな。

自己一致できる場所なのかもしれませんね。

 

あなたはどれくらい自己一致できていますか。