こんにちは。お元気ですか。

広島県福山市のマナー・コミュニケーション講師前田です。

今日もご覧いただき、ありがとうございます。

 

さて、先日ある企業様でハラスメント研修を行いました。

 

ハラスメント研修ではまずハラスメントの正しい知識を知ること。

これが大事!

 

正しい知識を知らないとどうなるのでしょうか。

古い価値観や独りよがりな価値観で相手を傷つけたり、

伝えるべきことを躊躇してしまうことになりかねませんね。

 

今回のハラスメント研修の内容は、

●パワハラとセクハラの基礎知識の習得

●ハラスメントに対する全社員の共通認識に関するワークショップなど

 

ワークショップでは、

「言葉足らずはよくない。認識の違いがハラスメントの元になる」

「指導等をする場合は必ず、その目的と理由を伝える」等

具体的な自社の共通認識の意見交換が行われました。

 

人には誰にでもハラスメントの種になりかねない価値観があります。

自身の価値観は「べき」で言い換えることができます。

 

女性はこうするべき、男性はこうするべき、上司はこうするべき、部下はこうするべき

「べき」は誰にでもあるもの。決して悪いことだけではありません。

 

しかし、この「べき」が裏切られると人は怒りを覚えます。

それは、ハラスメントの種になりかねないのですね。

 

私はマナー講師なので「マナーは守るべき」が人より強くなりがちです。

ときにこれは自分自身や他者を窮屈にすることに繋がるかもしれないことを自覚しています。

 

他者との信頼関係はまず自分を理解することから始まります。

あなたの、「べき」を見つけることが自己理解につながり、

ひいてはハラスメントのない職場の人間関係改善につながります。

 

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受講していただいた皆さま、ありがとうございました!